こんにちは、吉岡(@yoshiokatsuneo)です。
本日(5/20)の午前中に、「教育ITソリューションEXPO 2016」の「学びNEXT みらいの学びゾーン」に行ってきましたので紹介します。
主催者に話しを伺ったところ、「教育ITソリューションEXPO 2016」は、日本最大にして事実上唯一の教育とITに関する展示会で、教育関係者とのつながりを求める多くの企業が出展しているとのことです。この中で、「学びNEXT みらいの学びゾーン」は、2020年から小学校でのプログラミング教育が必須化されるの合わせて始めたゾーンです。
他のエリアと少し離れた場所にありましたが、その分ブースも来場者もプログラミング・ロボット教育関係に特化された感じもよかったとも思います。ガジェット好きにはたまらないのでは?
発売されたばかりで事例がまだなかったり、未発売であったりと、これから展開していくというという小さいブースが多く、出展者の方も製品、プログラム・ロボット、教育について熱く語っている方が多かったのも印象的です。
来年は、この学びNEXT みらいの学びゾーンは来年は3倍の規模にするそうです。すでに場所が埋まっているので、応募はお早めに、とのことでした。
ロボット教室(ヒューマンアカデミー)
ヒューマンアカデミーさんは、全国800のロボット教室で使うロボットを展示していました。 芝工業大学と共同で開発したArduinoベースのロボットです。
コードを書いてロボットを動かします。
IchigoJam (ワイズインテグレーション)
ワイズインテグレーションさんのブースでは、IchigoJamを使ったロボットを展示していました。
ベーシックで数行のプログラムを書くとロボットが動いたり止まったり!感動的。( はじめのプログラミング言語がベーシック(PC-9801 N88日本語Basic)だからでしょうか?)
セット(モニタを除いて)14,800円(税別)で、2016年7月下旬発売予定だそうです。
KOOV (Sony Global Education)
Sony Global Educationさんのブースでは、アーテックさん(後述)と共同で開発されたKOOVを展示していました。ブロックを組み合わせてロボットを作り、タブレットでプログラムを書いて動かすことができます。会社も去年設立されたばかりで、値段を含めて発売は未定だそうです。
Robotist (アーテック)
アーテックさんは、上記KOOVのブロックを作られています。ロボット教材 | Robotist(ロボティスト)も作られていて、スクラッチでプログラムを行います。
LittleBits (KORG)
音楽機器で有名なKORGさんはLittleBitsを展示していました。磁石でパーツを組み合わせるだけで、プログラミング不要で積み木のように電子工作ができます。
WeDo2.0 (レゴエデュケーション/アフレル)
レゴエデュケーション/アフレルさんのブースでは、LEGO® Education WeDo2.0を展示していました。(すみません、写真を撮り忘れました。。。)
タブレットでプログラムができます。教材では、摩擦力などの説明と関連付けているのは面白いです。
ROBOTAMI(エナジード)
エナジードさんのブースでは、大量のロボットプログラミング教材ROBOTAMIを展示。バリバリ作りたい人によさそうでした。
PIPER (リンクスインターナショナル)
リンクスインターナショナルさんのブースではPIPERを展示。Arduinoを元にパソコンを作り、MINECRAFTで遊ぶことができます。
同じブースの電池型デバイスMaBeeeは、iPhoneから電池の出力を調整でき、電車のおもちゃやライトを操作できます。
Makeblock
Makeblockのブースでは様々なロボット教材を展示しています。一番安いモデルは約1万円です。3Dプリンタを作るモデル(約8万円)もあり、本格的なロボットも作れそうです。アメリカ、ヨーロッパなどに展開しており、今回は日本展開のための代理店を探しているとのことです。
テックデザイナーシリーズ サーキット・ツール (山崎教育システム)
山崎教育システムさんのブースでは、テックデザイナーシリーズ サーキット・ツール を展示。AgIC Circuit Markerを使いペンで回路を作り、その上に電子パーツを置いて電子工作ができます。主に教育機関向けに1個3,240円で販売中だそうです。
おまけ
開始前に行くと、ランチクーポンがもらえました。ごちそうさまでした。
まとめ
みなさん製品を熱く語られており、プログラミングの必須化、プログラミングはGUIかCUIかなどについても語られていました。それぞれ個性的で思わず遊びたくなる製品ですので、今後の展開が楽しみです。
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