Photo by Chris Potterこんにちは、谷口です。
初心者がプログラミングの勉強をしていて、わからないことにぶつかると、どう解決したらよいかがわからず、そのまま挫折してしまうケースも珍しくありません。
特に初心者の場合、
- 使ったことあるはずのメソッド名を思い出せず考え続ける
- 作ったことない処理をどうすれば作れるか考え続ける
といったことに時間を費やしてしまう人が非常に多くいます。
また、初心者のなかには「プロのエンジニアは言語の仕様やメソッド名などをすべて理解して暗記している(そして自分も覚えようとする)」と思い込んでいる人もいます。
しかしこれは大きな勘違いで、プロのエンジニアも、たとえば開発に使っている言語のすべてを暗記しているわけではありませんし、ど忘れすることだってあります。思い出せないこと、わからないことが出てきたら、みんな「調べる・試す」ことで、さっさと解決して先へ進んでいるのです。
今回は、そんなプログラミング学習中の疑問を解決する方法について説明します。
■プログラミング中の疑問を解決するには
◆手を動かして試してみる
疑問点に対して、「こういうやり方はできるのかな?」「たしかこうすればできたような?」といった感じで、何か思いついている場合は、実際にコードを書いて結果を見てみるのが一番です。
手元に実行環境がない場合も、今はオンライン実行環境サービスがたくさんありますから、そういったものを利用すれば手軽にコードを書いて試すことができます。
【paiza.IO】
たとえばpaiza.IOは、ブラウザ上でコードが書け、書いたコードをその場で実行出来るオンラインプログラム実行環境です。面倒な環境構築なしに、ブラウザさえあればすぐにコードを書いて実行結果を見ることができます。
◆検索して調べてみる
「具体的にどうすればいいのか思いつかない」のであれば、検索して調べてみましょう。
たとえばeachの使い方を知りたいのであれば「Ruby each」、eachを使った数字のカウントダウン方法が知りたいのであれば、「Ruby each カウントダウン」などで調べれば、いろいろな情報サイトが出てきます。
また、「Ruby カウントダウン」などで調べると「downto」というメソッドが見つかるかと思います。downtoの詳しい使い方が知りたいなら、さらに「Ruby downto」などで調べれば、自分の実行環境に貼って試せる例文なども出てきます。
こういったプログラミング中のわからないことの調べ方・試し方などについては、paizaラーニングの「エンジニアの小話編 :paiza.IOとGoogleで疑問解決」(全編無料)でも解説しています。
「エンジニアの小話編 :paiza.IOとGoogleで疑問解決」について、詳しくはこちら
◆勉強中の言語に関するドキュメントやサイトを知っておく
プログラミング中にわからないこと・思い出せないことはどんどん検索して調べればよいのですが、検索でひっかかったすべてのページに正しい情報が掲載されているとは限りません。
たとえば、Rubyの場合は「Ruby ドキュメント」などで検索すれば、Rubyの公式ドキュメントが出てきます。確実に正しい情報を得るには、まずはこうした公式ドキュメントをあたってみるのがよいでしょう。
また、「逆引きRuby」というサイトを使うと、メソッド名などではなく「Rubyで平方根を求める方法が知りたい」のように目的から調べることもできます。
「これをしたい!」と思ったときに、手元の入門書や公式ドキュメントを順に探したりするのは大変ですよね。そんなときは、逆引きサイトや逆引きハンドブックなどを使うのが便利です。
■まとめ
プログラミングの勉強をしていると、わからないこと、思い出せないことにしょっちゅうぶつかります。
プログラミングスキルを向上させるには、そこで立ち止まって終わるのではなく、「試してみる・調べてみる」という習慣づけが必要なのだと思います。
プログラミング学習中のわからないことの調べ方・試し方などについては、paizaラーニングの「エンジニアの小話編 :paiza.IOとGoogleで疑問解決」(全編無料)でも解説しています。
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