どうも、まさとらん(@0310lan)です!
今回は、難しいイメージのあるブロックチェーンについてゼロから実践的なプログラミングまでを無料で学べる学習リソースをまとめてみました。
良質な記事や動画などをまとめたサービスや、インタラクティブな操作に対応したWebアプリまで幅広い学習ができるものを中心に厳選しています。
これからブロックチェーンを勉強する人や、DApp(分散型アプリケーション)開発に挑戦したい人なども含めてぜひ参考にしてみてください!
- ■仮想通貨取引所が提供するブロックチェーン動画講座!
- ■日本語で学べるブロックチェーンのオンライン講座!
- ■ブロックチェーンの最新技術をまとめて学習できるサイト!
- ■世界のあらゆるブロックチェーン関連情報を集約するサービス!
- ■ゲームを作りながらブロックチェーン技術を学べるサービス!
- ■ブロックチェーンが作られる過程を体験できるサービス!
- ■おまけ
- ■動画でプログラミングが学べるpaizaラーニング
- ■まとめ
■仮想通貨取引所が提供するブロックチェーン動画講座!
【 Binance Academy】
世界有数の仮想通貨取引所としても知られている「Binance(バイナンス)」が公式に提供しているオンラインのブロックチェーン講座です。
すべての講座が無料で閲覧可能になっており、動画とテキストを組み合わせてブロックチェーンの基礎から仕組み、マイニング、アルゴリズムなどや、サイバーセキュリティまで幅広く学べるように構成されています。
動画はユニークなイラストのアニメーションで構成されていて、見ているだけでも理解しやすいのが特徴です。
特に分かりにくいマイニングの仕組みや危険なサイバー攻撃の手口などは、初心者でも分かりやすく解説されているので必見です。
ちなみに「用語集」のページも用意されており、難しい専門用語を簡単に検索して調べることができる機能があるので重宝します。
<参考>
■日本語で学べるブロックチェーンのオンライン講座!
【 PoL(ポル)】
仮想通貨やブロックチェーンの技術的な部分を日本語で分かりやすく学習できるようにカリキュラムを公開しているのがこちらの「PoL」です。
ブロックチェーンの概要から、話題になっている理由、その仕組みや構造、一般的なデータベースとの違いなど、ユニークなカリキュラムが組まれているのが特徴。
メインの学習ページでは、豊富なイラストを使った分かりやすい記事をジャンル毎に読むことができます。
それぞれの学習ページには、最後にミニテストが用意されているので理解度の確認に最適です。
カリキュラムは今後も随時アップデートされ、新しい学習コンテンツが徐々に追加されていくようなので定期的にチェックしておくことをオススメします。
<参考>
■ブロックチェーンの最新技術をまとめて学習できるサイト!
【 Blockchain Learning Center】
Web上でプログラミングのメンターを探せる「Codementor」が提供しているサイトで、ブロックチェーン技術を学べる情報をキュレーションしてカテゴリ別に公開してくれているのが特徴です。
初めてブロックチェーンに触れる初心者はもちろん、すでに開発に携わっている中級者以上の方にもオススメできる情報がたくさん詰まっています。
ゼロからブロックチェーンを開発するためのチュートリアルやSolidityによるプログラミング方法、フレームワークの活用、ビデオやPodcastによるオンライン講座など幅広い学習ができます。
学習したい用途ごとにカテゴライズされており、それぞれのカテゴリ内にはキュレーションされた学習コンテンツが一覧で表示されます。
学習コンテンツは記事だけでなく、動画によるチュートリアルもたくさん検索できるようになっており、例えば以下の動画ではインタラクティブなWebアプリを操作しながらブロックチェーンの基礎を学べるようになっています。
この動画で使われているWebアプリは一般公開もされているので、誰でも試すことが可能です。
これからブロックチェーンを勉強する人や、将来的にDAppを開発したい人には最適な情報リソースになるでしょう。
<参考>
■世界のあらゆるブロックチェーン関連情報を集約するサービス!
【 CoinSpectator】
ブロックチェーンの技術的な学習というよりは、海外でどのようにブロックチェーンが運用されているかの最新動向やニュースなどを世界中から集めてきて閲覧できるようにしてくれるサービスです。
海外でどんなDAppが開発されているのか、話題のICO(仮想通貨による資金調達)の分析、仮想通貨の最新動向などの関連する情報に興味のある方には貴重な情報源になると思います。
また、多くの情報を効率よく閲覧できるようにキーボードの矢印キーを上下するだけで、右側に該当する記事が次々と表示されます。
(※ブラウザの翻訳機能をONにすると便利です)
ICOに関しては、プロジェクトの概要やホワイトペーパーなどの各種リンク、および資金調達の期限や価格などさまざまな情報を網羅しています。
このICOプロジェクトを日々チェックしているだけでも、この業界にかなり詳しくなると感じます。
とにかくこのサービス1つあれば、マクロな視点でブロックチェーン関連の情報収集を完結できると言えます。
<参考>
■ゲームを作りながらブロックチェーン技術を学べるサービス!
【 CryptoZombies】
イーサリアムのブロックチェーン上で動くゲームを作りながら、Solidityによるスマートコントラクトの作り方などをインタラクティブに学べるサービス。(日本語対応済)
自分のオリジナルゾンビを作りながらSolidityの基礎を勉強しつつ、最終的にマルチプレイに対応させて他のプレイヤーとゾンビを戦わせる機能まで実装していくのが特徴です。
プログラミング手法などの解説は左側に記載されており、実際のコーディングは右側のエディタへ入力して実行結果を確認できます。
Web3.jsライブラリを活用したフロントエンド制作まで網羅されているので、自分が作ったDAppとJavaScriptでやり取りができるようになるのが魅力です。
また、「CryptoZombies」を開発したLoom Networkのチームは、誰でもDAppを開発できるようにするSDKを無料で公開している点も見逃せません。
JavaScript / Phaser / Golang / Unityですぐに利用できるようになっており、簡単にアプリやゲームなどを作成してイーサリアムのブロックチェーン上で稼働させることができます。
<参考>
■ブロックチェーンが作られる過程を体験できるサービス!
【 Blockchain Demo】
ブロックチェーンがどのように処理されてチェーンを繋いでいくのかを、インタラクティブなWebアプリを操作しながら構造を段階的に学べるサービスです。
ブロックに含まれるインデックス・タイムスタンプ・ハッシュ・データなどがどのような状態で格納されていて、どんなプログラムが実行されているのかを視覚的に分かりやすく勉強できるのが特徴です。
サイトにアクセスするとブロックチェーンが形成される過程をステップごとに1つずつ丁寧なチュートリアルで教えてくれるので便利です。
最終的にマイニングの意味や必要性、それによるハッシュがどのように作られていくのかまで体験することができます。
また、ブロックチェーンの特徴でもあるPeer to Peerによるグローバルネットワークの形成も簡単に疑似体験することが可能です。
参加人数が増えていくことで、どのように安全性・正確性・一貫性が守られていくのかをブラウザ上でチェックできるのは魅力的です。
■おまけ
【 Remix(Solidity IDE)】
イーサリアムのブロックチェーン上で実行できるコントラクト・コードでアプリ開発が可能なSolidityのWebエディタです。
これさえあればブラウザだけでスマートコントラクトのプログラミング・テスト・デバッグ・デプロイまで完結することができる便利なサービスとなっています。
オープンソースで開発が進められているので誰でも無料で利用可能なうえ、GitHubからソースをダウンロードしてローカル開発環境を構築することもできます。
ブロックチェーンの学習を進める上で、実践的なプログラミングを試す場所としても有効活用できるでしょう。
■動画でプログラミングが学べるpaizaラーニング
動画でプログラミングが学べるpaizaラーニングでは、Python、Java、C言語、C#、PHP、Ruby、SQL、JavaScript、HTML/CSSなど、プログラミング初心者でも動画で学べる入門レッスンを公開しています。
「Python入門編」「C#入門編」「JavaScript入門編」「ITエンジニアの就活準備編」といった人気講座も完全無料となっておりますので、プログラミングを学びたい方・ITエンジニアを目指したい方はぜひごらんください。
■まとめ
今回は、ブロックチェーン関連の学習に利用できる無料のサイト・サービスをまとめてご紹介してみました。
まだまだ開発者が不足している業界でありながら、なかなか有効な学習方法が存在しないこともあり今回ご紹介したようなWebリソースは大変貴重なものになると思います。
これからブロックチェーンを学び始める人はもちろん、すでに開発を始めている人も含めてぜひ参考にしてみてください!
「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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