どうも、まさとらん(@0310lan)です!
今回は、スマホの画面をタップ操作するだけでオリジナルのゲーム開発が手軽に実現するアプリをご紹介します!
プログラミングは一切不要で、ゲームのキャラクター・操作方法・ルール・音楽・スコア付け…などをタップしながら好きなようにカスタマイズしていくだけで完成するのが特徴です。
ゲーム開発に興味がある初心者の方から、オリジナルゲームを遊びたい人まで幅広く楽しめるのでぜひ挑戦してみてください。
【 Wevva】
■「Wevva」とは?
「Wevva」は、子供から大人まで誰でも気軽にゲームを開発できるように設計されたスマホアプリです。
開発できるのは以下のような「カジュアルゲーム」と呼ばれるものです!
スマホさえあれば、短時間でサクッと遊べるゲームを誰でも手軽に開発できます。
複雑なゲームロジックをプログラミングする必要がなく、すべてスマホの画面をタップするだけで完成します。
アイデア次第では、以下のようにさまざまなゲーム開発が行えます!
レゴブロックのように、操作方法・ルール・動きなどのパーツをいろいろ組み合わせれば無限のバリエーションを作成することができます。
■「Wevva」の使い方!
それでは、実際にアプリを使いながらどんなゲームを開発できるのか見ていきましょう!
今のところ(2018年2月時点)、iPhoneアプリがリリースされているので以下のリンクからダウンロードしておきましょう。
アプリを起動して横にスワイプしていくと、4種類のゲームカテゴリが用意されているのが分かります。
シンプルなミニゲームから、時間やスキルを競うゲーム、難易度が非常に高いゲームまで幅広く揃っています。
それぞれのカテゴリには、内容の異なるゲームが複数用意されています。
(この中から好きなゲームで遊んでみるのもいいでしょう)
そして、右方向にスワイプすると表示される「新規作成」の項目をタップします!
すると、新しい「ゲームプロジェクト」が作成されます!
9個のマスにいろんなデータが搭載されており、これらを自由にカスタマイズしていくことでオリジナルのゲームを開発できるようになっているのです。
■「オリジナルゲーム」の作り方!
ここからは、簡単なミニゲームを作りながら「Wevva」によるゲーム作成の方法を詳しく見ていきましょう!
作るのは公式サイトでも紹介されている以下の「ミニゲーム」です!
(上記の映像が見れない方はコチラ)「魚」のキャラクターをタッチ操作で移動させながら、タコと接触しないようにアイテムを取得して高スコアを目指すという単純なゲームです。
まずは、先ほど作成した「ゲームプロジェクト」を使い、9個のマスから5つのデータだけを編集していきましょう!
上記の順番通りに設定していけば簡単にゲームが作成できます。
最初は「①」の箇所をタッチしてデフォルトで設定されている「②キャラクター」を変更していきます。
「①動物カテゴリ」の中から「②タコ」を選びます。
同じ手順で、アイテムの「レモン」も選択しておきましょう。
キャラクターは自動的に画面に表示されるのですが、1回で生成される数を決めることができます!
アイテムだけは、たくさん表示されないようにしたいので「✕1」に設定しておきます。
この設定により、アイテムは1回の生成で1個だけとなり、逆に「タコ」は1回の生成で20匹作られることになります。
次に、キャラクターの「動き」を設定しましょう!
「speed」が動く速さで、「randomness」の数値が高いほどキャラがあちこち動き回ります。
あと、タコだけは「Rotating」をタップして回転の動きを設定しました。
キャラの設定ができたので、あとは画面のどの場所から出現させるかを決めます。
今回は、画面の「①左側」から出現させるように設定しています。
「②Rate」は、どのくらいの頻度で出現させるかを決めることができます。
つまり、Rateの数値が高いほど多くのキャラが出現するので、「タコ」の数値を高くしておきアイテムは低くしておくといいでしょう。
ここまでの設定で、「タコ」と「アイテム」は画面に表示されるようになりました。
あとは自分が操作する「魚」のキャラクターを配置すれば完成ですね。
■「自キャラ」の設定方法!
それでは、自分が操作するキャラクターを作っていきましょう!
まずは以下の場所をタップします。
次に、「①Controller」と書かれたエリアをタップして「②Emoji」を選択します。
「タコ」のキャラクターを選んだ時と同じように、今度は「魚」を選んでみましょう。
「魚」を選択したら、画面下の「①Control」をタップして「②Move」を選びます。
これにより「魚」をタッチ操作で移動させることができるようになります。
他にも、「左右のみ移動」「グリッド位置に移動」「回転のみ許可」など、いろんな操作方法があります。
最後に、キャラクター同士の「当たり判定」を設定します!
スライダーを左右に移動させながら、接触したらポイントを獲得するのかNG(ライフが減る)になるのかを設定します。
ここで設定した「獲得ポイント」がスコアに反映される仕組みです。
ここまで設定できたら、あとは「PLAY」ボタンをタップしてゲームを遊んでみましょう!
以下のような感じで遊べるはず。
基本的な設定だけでも意外に楽しめると思います。
キャラの出現場所やサイズ・生成数などを変更してみたり、自キャラの操作方法などを変えてみるとさらに面白くなりますよ。
■「Wevva」の特徴的な機能紹介!
ここからは、さらにゲームを面白くする「Wevva」の機能をいくつかピックアップしてご紹介していきます!
例えば、ゲームの「終了ルール」を設定できる機能があります。
設定したスコアに達した場合や、指定した時間内にゲームが終了するなど細かく調整することができます。
「音楽」や「効果音」を付与することも可能です!
「①BGM」と「②効果音」をそれぞれ設定できるようになっています。
BGMはあらかじめ用意されているリストの中から好きなものを選択することができます。
イコライザーのような機能もあるので音源を調整しながら、テンポなども設定可能です。
効果音もバリエーション豊富に用意されています。
画面をタップした時やゲーム終了時など、ゲームの状態に合わせた効果音を付与できます。
また、パズルゲームのようにキャラを連鎖させてつなげることで、まとめて消すような動作を設定することもできます!
方法は簡単で、以下のように「Clusters」をタップします。
「キャラを何個くらい繋げるか?」とか、まとめて消した時の「スコア」を設定できます。
実際にプレイしてみると、設定した個数だけキャラを繋げたら見事に消えます!
このような特徴的な機能を組み合わせることで、ゲームはどんどん面白くなっていくでしょう!
■ゲームの公開&共有方法について
ゲームが完成したら友人・知人と共有してみましょう!
「Wevva」の共有方法は、現時点では少し独特なので詳しく解説しておきます。
まずは、ゲームプロジェクト画面を横にフリックして表示される「Share」の項目をタップします。
そして、SNSやメールなどでそのままシェアしましょう!
特徴的なのがシェアされた内容で、以下のように「画像」と「テキスト」が共有されます。
受け取った側は、テキストをコピーしてスマホに保存させておきます。
そして、「Wevva」のトップページを横にフリックして表示される「Download」の項目をタップします。
これで、共有されたゲームが読み込まれて自分のスマホでも遊ぶことができます。
ぜひ、みなさんもオリジナルゲームを作成して友人・知人と一緒に遊んでみてください!
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■まとめ
今回は、スマホでゲーム開発ができる「Wevva」について駆け足でご紹介しました!
まだリリースされたばかりのアプリなので、今後さらにバージョンアップされて機能も豊富になっていくと思います。
慣れてくると、子供だけでなく大人でもついついミニゲームを作成して遊んでしまう魅力が詰まっているので、ぜひみなさんもスキマ時間に挑戦してみてください!
<参考>
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